高血圧には自覚症状があまりないといわれますが、その中でも高血圧の方で「頭痛がする」と言うのは、よく聞く話です。
実際、高血圧の方は血液の循環がうまく機能せず、血流が滞ってしまい、血管が炎症を起こしたり腫れている場所の神経を刺激し、前頭部または後頭部に頭痛が発生するようです。
頭痛はほとんどの人が経験したことのある症状ですが、発症すると仕事や勉強などが手に付かなくなったり、ひどい場合には立っていられなくなったりと重症化してしまうこともあります。
さらに、高血圧の方の場合は脳梗塞や脳内出血などの重大な病気を心配しなければならない状態にあるので、少々の頭痛でも極度の不安やストレスに襲われることがあり、実際にそのときの頭痛が危険なものでなくても、できるだけすぐに治す、緩和させることで精神的な安心を感じることができます。
ツボを押してみる
【合谷】(ごうこく)は肩こりやストレス改善に効果あるといわれて、血流を改善させる効果が期待できるため、頭痛の緩和に効果があるとされています。
手の甲の親指の付け根から人差し指方向へ2センチほど移動したところにあるくぼみです。
押し方としては、左右の手を交互に5分間ずつを1日2回程度です。
このツボは、ストレス改善に効果がることから、血圧自体を下げることにも期待がもてるとされています。
玄米茶を飲む
玄米茶をオススメする理由は、穀物類には血圧を下げる働きがあるからですが、手軽に穀物類を食べることができないので、応急処置として玄米茶を飲むことで手軽に穀物類を補給できるという理由からです。
また、手に入りやすいく、自然食品なので出来るだけ薬に頼らないで高血圧の改善を期待できる点もオススメの理由です。
最終手段として降圧薬を服用する。
これは、ツボや玄米茶などの簡易的な応急処置で頭痛が改善しなかったときの最終手段として準備しておいてください。
やはり、高血圧の状態が長く続いてしまうと血管に負荷がかかり、あまりよい状態ではないので「高血圧が原因かな」と感じるひどい頭痛が治まらない場合は、降圧薬を服用し様子を見ましょう。
そのほかにも、ストレッチをして全身の血流をよくしてみたり、横になって休めるような場合はすこしの間でもいいので積極的に休むようにしてください。
今回の下げ活ポイントは【高血圧が原因かは分からないけど、無理はしない!】です。
いずれにしても、「頭痛」=「高血圧」というわけではないですが、「頭痛」が起こっているということは血流が悪くなっていたり、頭の血管が炎症を起こしているか、腫れている状態ということになりますので、少しでも改善できるように無理せず、上記の方法をいくつか試してみてください。
それでも、治まらないとか気分が悪くなってきたなんて場合は、迷わずに医療機関を受診しましょう。
頭痛にしろ高血圧にしろ無理をしたり、ストレスを過度に受けることは、確実に悪影響です。
休める状況、避けれる状況であれば、うまく休んで避けて、無理をせず、ストレスを受けないような生活を心がけましょう。
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