皆さんは、チョコレートにどんな印象を持っていますか?
チョコレートが好きな人にとっては「甘くておいしい」食べ物ですが、「砂糖たっぷり」で「カロリー高そう」というイメージもあり、「あまり健康に良いものではない」とか「食べ過ぎたらいけない」という印象を持っている方もいるのではないでしょうか?
実際、私もどちらかといえば「体のことを考えれば控えたほうが良いもの」という印象でした。
しかし、高血圧の予防について色々調べていると・・・「チョコレートで血圧が下がる」という情報があちらこちらで見られました。
そこで、今回は「本当にチョコレートで血圧が下がるのか!?」について調べてみました。
結論から言いますよ・・・本当です!
ある実験で、チョコレートを4週間食べ続けて、実際に血圧が下がったという結果が出たそうです。
しかも、この実験では血圧が「正常値の人」と「高血圧の人」の2グループで実験をした結果、高血圧の人ほどチョコレートを食べた際の血圧の低下量が大きいことが分かりました。
つまり、高血圧の人ほどチョコレートを食べたほうがいいということになります。
チョコレートを食べることで実際に血圧が下がることは分かりましたが、ではなぜ血圧が下がるのか・・・?
それは、チョコレートの中に含まれる『カカオポリフェノール』に血管を広げる効果があるからなんだそうです。
高血圧の人の血管の内部には炎症が生じている場合があり、その炎症により、血管内部が腫れて狭くなり、赤血球が通り抜けにくい状況になります。
チョコレートに含まれる『カカオポリフェノール』は、小腸から吸収され、血管の内部に入っていき、血管内部の炎症があるところに『カカオポリフェノール』が作用することで、炎症が軽減され血管が広くなる効果が期待でき、これによって赤血球が通りやすくなると考えられています。
なので、チョコレートを食べると血圧が下がる理由は・・・「カカオポリフェノールが血管の炎症を抑え、血管を広げるから」ということになります。
しかし、「チョコレートを食べれば血圧が下がるなら、今まで我慢してたけど沢山食べてもいいじゃん」なんて思った方・・・ちょっと待ってください!
いくら血圧を下げるといっても、やっぱり「カロリー」や「糖分」が気になりませんか?
・・・ダメです!
やはり、チョコレートの食べすぎは「カロリー」と「糖分」の摂り過ぎになり、体重の増加や糖尿病などに繋がるのでやめたほうがいいです。
「じゃあ、チョコレート意味無くない?」と思った方・・・もう一度最初から読んでみてください。
そうです!厳密にいうと「チョコレートが血圧を下げる」のではなく、チョコレートに含まれる『カカオポリフェノ-ルが血圧を下げる』のです。
つまり、『カカオポリフェノール』さえ摂れればいいということになり、カロリーと糖分が控えめで『カカオポリフェノール』を沢山含むチョコレートを食べることが理想的な方法になります。
安心してください・・・あります!
それは、「ビターチョコレート」です。
『カカオ分70%以上の高カカオ含有のビターチョコレート』をオススメします。
このチョコであれば、カロリーも糖分も控えめなので、体重の増加などをそれほど気にすることなく食べることができます。
ただし、ビターチョコレートといっても、やはりカロリーと糖分はあるので、1日の食べる量としては「約25グラム」までを目安にしましょう。
一般的な板チョコが1枚あたり約50~60グラムなので、1日で半分程度を目安に食べればいいということになります。
そのほかにも『カカオポリフェノール』には、「動脈硬化予防」「ストレス軽減」「美容効果」など、心や体に良い効果が沢山あることが分かっていますので、チョコレート食べる習慣をつけることで、健康的な生活を送れるといわれています。
ちなみに「高カカオチョコレート」はこんな感じです↓
⇒ガーナのカカオ80%の高カカオチョコレート
そのほか、色々な料理などに使える粉末タイプもオススメです↓
⇒カカオポリフェノール豊富なADUNA(アドナ) スーパーカカオパウダー・粉末 275g(約:90日分)
今回の下げ活ポイントは【量と種類に気をつけてチョコレートを味方にしよう】です。
普通のチョコレートをただ食べるだけでは、カロリーや糖分の摂り過ぎによる体重の増加や糖尿病などに繋がる恐れがあります。
『カカオ分70%以上の高カカオ含有ビターチョコレート』を選び、適切な量「1日あたり約25グラム」を守って食べることで、チョコレートを高血圧予防の味方にしてしまいましょう。
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