「ツボ」は、いわゆる鍼灸(はり)などで使われる東洋医学です。
「東洋医学」では、病気などの身体の不調は「内臓の不調」から起こると考えられていて、「ツボ」を刺激することで内臓の働きを正常にして、人間が本来持つ自然治癒力を高め病気を治すとされています。
血圧を下げるツボということでは、体全体の緊張やストレスをツボを刺激することで緩め、血流を良くし、その結果血圧の低下が期待できるということになります。
それで、私が選んだ3つのオススメの「ツボ」を紹介します。
【風池】(ふうち)は、後頭部にあるツボで、自律神経失調症の治療によく使われるツボの一つです。
風池は、後頭部の首の付け根、後頭部の真ん中の生え際辺りにあるくぼみから2~3cmほどの左右、髪の生え際よりも少し上に位置します。
風池は自律神経の乱れを改善することができ、その効果によって気持ちを落ち着かせることで、血圧を下げるのに効果があるとされています。
ストレスや緊張、不安感などがある場合に、効果的です。
また、頭痛や肩こりのにも効果の高いツボです。
【内関】(ないかん)は動機や胸痛などの循環器系に効果があるといわれています。
内関は、手首の付け根のしわからひじ方向へ指3本分いったところの真ん中辺りにあります。
押し方としては、「ぐっと押し込む」ような感じで、1回に7秒程度を適度な感覚を空け7回ほど行います。
精神をリラックスさせる効果があることから、不安感やイライラなどの改善につながり、血圧を下げる効果が期待できます。
【合谷】(ごうこく)は肩こりやストレス改善に効果あるといわれています。
手の甲の親指の付け根から人差し指方向へ2センチほど移動したところにあるくぼみです。
押し方としては、左右の手を交互に5分間ずつを1日2回程度です。
このツボは、ストレス改善に効果がることから、血圧を下げることに期待がもてるとされています。
今回の下げ活ポイントは【空いた時間に押してみよう】です。
いかがでしたでしょうか?
ツボを刺激することは、即効性が期待できるものではありません。
しかしツボの刺激は継続することで、症状がしだいに改善される可能性があります。
また、頭や手のツボなので、会社の休憩中や電車移動の最中、就寝前など、ちょっとした時間に手軽に押せることも魅力です。
時間が空いた、手が空いた、ちょっとした時間に高血圧対策として、ツボを押すクセを付けましょう。
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