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高血圧の薬と「グレープフルーツ」は、やってはいけない組み合わせだった!


インターネットなどで「降圧薬」とか「高血圧の薬」と検索すると検索の予想キーワードに「グレープフルーツ」と出てくるのを見たことがある方もいるのではないでしょうか。

なぜ「グレープフルーツ」なのか、気になりませんか?

今回は「降圧薬」と「グレープフルーツ」の関係について調べてみました。

・なぜグレープフルーツなのか?

答えは、「降圧薬」との飲み合わせが悪いからなんです。

グレープルーツには『フラノクマリン』という成分が含まれているのですが、この『フラノクマリン』と一部の降圧薬との相性が悪いのです。

その相性の悪い、一部の降圧薬とは「カルシウム拮抗薬」と言われる種類の降圧薬を指します。

※「カルシウム拮抗薬」は日本では最も一般的な薬で、血管を収縮させる原因になるカルシウムを抑制する効果のある薬です。

一般的に、薬を服用し体内に入れると「代謝酵素」と言われる酵素で分解され、必要以上に薬による作用が出ないように、徐々に効き目を失っていきます。

この「代謝酵素」の働きを邪魔するのが、グレープフルーツに含まれている『フラノクマリン』なんです。

※もうちょっと詳しく説明すると『フラノクマリン』は、体内の「代謝酵素」である、「シトクロムP450のCYP3A4」の働きを阻害するそうです。 グレープフルーツの成分である『フラノクマリン』が体内の「代謝酵素」の働きを邪魔してしまうと、薬の分解が遅くれるため、本来であればすでに無くなっているはずの薬が分解されずに体内に残ることで、必要以上に薬の効き目、効果が強くでてしまい、様々な症状が起きてきます。

・どんな症状が起きるのか?

では、実際にどんな症状が出るのか気になりますよね。

体内での薬の分解が遅れ、薬の効き目が必要以上に強くでると、元々カルシウム拮抗薬の持っている副作用が強くでる可能性があるということです。

 症状として表れる可能性のある副作用

・血圧が極端に下がる

・心拍数が極端に増加する

・めまい

・ふらふらする

・頭痛

・顔面紅潮(顔がほてる)等の症状があらわれます。

・カルシウム拮抗薬っていろいろあるけど・・・

降圧薬である「カルシウム拮抗薬」という種類に分類される薬は様々な名称で販売、処方されています。

 代表的な「カルシウム拮抗薬」の製品名

・カルブロック

・アテレック

・コニール

・アダラート

・ワソラン などがあります。

その他、カルシウム拮抗薬の成分の特徴としては、アムロジピン、ニフェジピンなどのように末尾に「ジピン」が必ずついているので、処方された薬の成分などを確認するときに参考にしてみてください。

・その他の柑橘類は大丈夫?

グレープフルーツが降圧薬と相性が悪いのは分かったけど、その他の柑橘類は大丈夫か気になりませんか。

果肉はもちろんのこと、果汁もダメなのでジュースとして飲むことも控えないとダメなようです。

グレープフルーツだけでなく、みかんやオレンジ、ゆずなど柑橘類が好きな人は多いと思いますので、調べてみました。

 降圧薬と相性の悪い(フラノクマリンを含む)柑橘類

・グレープフルーツ
・晩白柚
・ぶんたん(ざぼん)
・スィーティー
・サワーオレンジ(ダイダイ)
・夏みかん
・絹皮
・金柑
・八朔
・タンジェリン(タンゼロン)
・甘夏
・ライム
・メロゴールド
・レッドポメロ
・サワーポメロ
・メキシカンライム
・パール柑
・三宝柑
・ざくろ
・ブラックマルベリー(桑の実)
・山ぶどう
・ブラックラズベリー

以上のように、いくつかなじみのない柑橘類もありますが、かなりの種類が該当していることが分かります。

その他、ザクロや山ぶどうの様に柑橘類でないものでも「フラノクマリン」を含んでいるモノがありますので、注意が必要です。

では、逆に食べても大丈夫な柑橘類も紹介しておきます。

 安全な(フラノクマリンを含まない)柑橘類

・バレンシアオレンジ
・カボス
・温州みかん
・マンダリンオレンジ
・デコポン
・ネーブル
・ゆず
・せとか
・スイートスプリング
・日向夏
・レモン ※果皮にのみ含む
・りんご
・ぶどう

温州ミカンやデコポン、ゆずなど、安全な柑橘類の方が、普段なじみのあるものが多いような気がするのは私だけでしょうか。

意外と安全なものもあって安心しましたし、リンゴやぶどうなんかも大丈夫なのもうれしいです。

しかし、ここでちょっと注意したいのが「レモン」です。

レモンは特殊で、果肉や果汁にはフラノクマリンは含まれていないので安全なのですが、『果皮』レモンの皮には含まれているそうです。

なので、レモンは皮にのみ注意が必要です。

・時間を空ければ大丈夫?

グレープフルーツ(フラノクマリン)の影響は、摂取後十数時間持続するようです。

つまり、グレープフルーツを食べたり、ジュースとして飲んだりした後は、少なくとも10時間は薬が飲めない状態になりますので、薬を飲まなければいけないタイミング(朝、晩など)との兼ね合いから、物理的に無理があります。

また、コップ1杯程度のグレープフルーツジュースでも代謝酵素の阻害がおこりますので、降圧薬を服用している間は、グレープフルーツの摂取は避けることが賢明です。

今回の下げ活ポイント

今回の下げ活ポイントは【馴染みのない柑橘類は食べないようにしよう】です。

今回の記事から「グレープフルーツはダメ」「みかんは大丈夫」くらいは覚えていただけたかと思います。

しかし、相性の悪い柑橘類はかなりの種類がありますので、いちいち覚えていられません。

なので、馴染みのない柑橘類はすべて、食べないようにしておくのが無難な対応かと思います。

どうしても、食べたい場合はこの記事を読んで、確認してから食べるようにしてください。

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