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若いときとは違う!?高齢者の高血圧で注意すべき4つのこと!

・高血圧は高齢者だから仕方ない?

高血圧の人の割合は高齢になればなるほど増加していきます。

50代では、「男性:51.3%」「女性:40.9%」だったのが・・・

 60代では、「男性:60.4%」「女性:56.7%」
 70代では、「男性:68.9%」「女性:64.9%」

と、一般的に高齢者と言われる年齢は「65歳以上」と言われていますが、60代から男女ともに約6割の人が高血圧であるというデータがあります。

しかし、このデータを見て「歳をとったから、高血圧は仕方ない」とか「みんななってるし、多少は大丈夫だろう」なんて思っていると、高血圧は突然、命に関わるような病気を発症させてしまうことがあるので、要注意です。

・高齢者の高血圧で注意すべき4つのこと

高齢者の方が高血圧になると、若い方とは異なる注意点がいくつかあります。

主に以下の4つのことに注意してください。

 糖尿病を同時に発症しやすい

まず1つ目は、糖尿病との関係です。

糖尿病の患者さんの約4割の人が高血圧を併発しているといわれていて、高血圧の人は、そうでない人と比べると、糖尿病になる確率が2~3倍も高くなるといわれています。

高血圧と糖尿病に明確な関係があるのかは、まだわかっていないようですが、そのまま放置していると両方とも症状が進行し悪化してしまいます。

さらに、加齢による血管の老化が進んでいる高齢者の場合は、動脈硬化の症状がより進行することになるので注意が必要なので、検診等で高血圧の症状が見つかった場合は、糖尿病の検査も受けるようにしましょう。

なお、糖尿病を同時に発症している場合は、血圧だけを管理しても症状の改善は期待できないようなので、高血圧と糖尿病それぞれの治療を行い、血圧と血糖値の両方をコントロールすることが重要です。

 血圧のリズムが乱れやすくなる

一般的に血圧は朝から日中は高めで、夜になると低くなり、とくに就寝中には、最も低くなります。

ですが高齢者の場合は自律神経の機能低下や動脈硬化などがあると、血圧のリズムが乱れて夜間高血圧と言われる、夜間や就寝中でも血圧が高いままのことがあります。

また、早朝高血圧と言われる、早朝に血圧が高くなることがあります。

日中の血圧値だけを基準にこのような早朝や夜間の血圧の状態を知らずにいると、心臓や血管に無駄な負担を与えることになるので、脳卒中や心臓病などのリスクが高くなっていきます。

夜間高血圧や早朝高血圧は、病院でも日中の血圧測定をするだけではわかりにくいので、家庭で夜間や早朝に血圧測定を行い、その数値を医師みせて判断してもらいましょう。

 屋内などで温度差で脳卒中や心臓病を起こしやすい

高齢者の高血圧では、屋内の温度差などで脳卒中や心臓病を起こしやすい傾向にあります。

特に冬の入浴時やトイレに気を付けることが重要で、冬の夜間や早朝などに、暖房の効いている暖かいリビングや寝室から、暖房の効いていない寒い場所、脱衣所や浴室、トイレ、廊下などへ行くと、血管が急に収縮して血圧が上昇してしまいます。

また、気温が低い中いきなり熱いお風呂に入ったときにも血圧が急に上昇し、しばらくして身体が温まると今度は血圧が低下するなど、こうした血圧の急激な変化は、血管や心臓に大きな負担をかけることになります。

自宅内の寒い場所はヒーターを置いておくなど事前に温めておき、浴槽につかる前にかけ湯をして身体の温度を少しでも上げておくなど、温度差の急激な変化になるべく身体をさらさないように注意することが必要です。

トイレには小型のヒーターを置いたり、浴室は衣服を脱ぐ前に温かいシャワーを出しっぱなしにして浴室内を温めておくなどするとよいでしょう。

 血圧は高いのに、脳への血流量が少なくなる。

高齢者の身体の特徴として、血圧は高いのに、脳への血液の量が少なくなることが挙げられるそうです。

脳は一定の血液量を維持する機能をもっていて、血圧の影響をあまり受けないといわれていますが、高齢になるとこの「一定の血液量を維持する機能」自体も低下し、脳に血液を送るために高い圧力(血圧)が必要となるようです。

しかし、「一定の血液量を維持する機能」自体が低下している時に高血圧だからと薬を飲み血圧を急に低下させてしまうと脳への血液量が極端に減ってしまうことがあります。

それが原因で、めまいや立ちくらみ、だるさなどの軽度な異常から、場合によっては脳梗塞などの重度な症状を引き起こすことがあります。

高齢者の中には、こうした症状めまいや立ちくらみなどの軽度な症状を見過ごしたり、加齢のせいにして気にしていない人が多くいるそうです。

高齢者で高血圧の薬を服用している人が場合は、本人が気を付けるだけでなく、家族や友人の方もめまいや立ちくらみなどの症状がないかを確認し、軽度な症状でも医療機関に相談してください。

今回の下げ活ポイント

今回の下げ活ポイントは【若いときには無かった小さな変化にも注意しよう】
です。

高齢者になると高血圧だからと言って、血圧だけを気にしていればいいわけではありません。

加齢から来る身体の機能の低下などで、様々な病気に繋がる恐れがあります。

時間帯ごとの血圧の変化やめまい、立ちくらみなどの軽度な症状、糖尿病の有無など、若いときには無かった身体の小さな変化を見逃さずにチェックすることが重要になってきます。

また、小さな変化でいうと室温やお風呂の温度なども細かいことかもしれませんが、注意することで、無駄な血圧の上下や心臓への負担などを軽減することができますので、大切になってきます。

いずれにしても、高齢であることを理由にせず小さな変化を見逃さずに、何かあればすぐにでも医療機関を受診すること。

さらに、自分では気づきにくいこともあるので、家族や友人など身近にいる方は、日々の体調の変化を確認するなどの会話を日常的にして、高齢者の小さな変化に気付いてあげることも大切になります。

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