「マグネシウム」は高血圧の予防や改善に効果があるといわれています。
「マグネシウム」には動脈を拡張させる作用があり、その結果血圧を降下させる作用があります。
現代人は慢性的なマグネシウム不足だといわれていて、うまく摂取できていないのが現状のようです。
マグネシウムは大量に摂取しても副作用などの体に悪い効果が出ませんので、成人の1日の理想摂取量300mgを目標に食事やサプリメントで積極的に摂取していくことをオススメします。
では、マグネシウムを多く含む食べ物にはどんなものがあるのか・・・?
マグネシウムは、アーモンドなどのナッツ類やホウレンソウ、ケールなどの野菜、昆布やワカメなどの海藻、の他にも、ゴマやヒジキ、イワシなどの魚、貝類、カキやエビなどに豊富に含まれています。
また、穀物の糠や胚芽の部分に多く含まれていますが、白米や精製された小麦粉を主に摂る現代の食生活ではやはり不足してしまうようです。
※それぞれ食品100gあたりの含有量
【種、ナッツ類】
ごま・・・360mg
アーモンド・・・270mg
松の実・・・250mg
【野菜類】
えだまめ・・72mg
オクラ・・・51mg
モロヘイヤ・・・46mg
【海藻類】
あおさ(乾)・・3200mg
あおのり(乾)・・・1300mg
わかめ(素干し)・・・1100mg
【魚介類】
干しえび・・・520mg
するめ・・・170mg
あさり・・・100mg
その他の食品では
なまこ・・・160mg
納豆・・・100mg
油揚げ・・・130mg
いくら・・・95mg
はまぐり・・・81mg などがあります。
数値だけ見ると海藻類に多く含まれていることが分かりますが、それぞれ100gあたりの含有量になるので含有量と重量のバランスを考えて摂取する必要がありそうです。
ちなみに100gあたりの含有量が1番多いからといって「あおさ」を選ぶと、乾いた状態での100gなので水で戻したらかなりの量になると思われます。
それよりも、1日の理想的な摂取量300mgに向けて、色々な食品でバランスよく補ったほうがいいですね。
今回の下げ活ポイントは【マグネシウム:1日の食事にうまく取り入れよう】です。
1日の理想的な摂取量が300mgということで、結構な量の食材を意識的に摂取しなければいけません。
たとえば納豆であれば、一般的に売られているのもで1パック約50g入っていますので、マグネシウムの含有量は1パックあたり約50mgとなり、納豆だけで考えれば6パックを1日で食べなければなりません。
そこで、その他の野菜や海藻類などとバランス良く摂取したり、サプリメントなんかを使用して摂取することをオススメします。
「1食ごと必ず納豆を1パック食べる」とか「おやつはナッツ類に切り替えてみる」とか小さなことだけど「下げ活」の意識を持って、食事にうまく取り入れていきましょう。
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