今回は飲み物という観点で高血圧の予防や改善に効果のあるものを調べてみました。
当初、高血圧に良い飲み物ということで「野菜のスムージー」とか「何とか茶」とか、手間も時間もかかりそうなものをオススメしなければならないかなと思って調べ始めたのですが・・・
調べた結果、「えっ?!こんなものでいいの?」というくらい、手軽で身近にあるものに効果が期待できるとわかりました。
緑茶
まずは、緑茶です。
日本人であれば一番身近な飲み物といっても過言ではありませんし、コンビに、スーパー、自動販売機など、どこでも手に入れることができます。
この緑茶の「カテキン」が高血圧に良い効果があるそうです。
緑茶の中に含まれる「カテキン」はポリフェノールのひとつで、強い抗酸化作用を持っていて、その力は、ビタミンCの80倍もあります。
そして「カテキン」には、血圧の上昇を防ぐ効果のほか、毛細血管を強くして動脈硬化や老化を防ぐ効果やコレステロール値や血糖値の上昇を抑える効果があり、高血圧以外にも、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病予防にも効果的といわれています。
「カテキン】基本的には、どんなお茶にも含まれていますが、茶葉を発酵させないものほど多く含まれています。
烏龍茶や紅茶などは茶葉を発酵させて作るので、カテキンの含有量は少なくなります。
逆に、発酵をあまりさせずに作る緑茶には多く含まれていますので、高血圧予防のためにお茶を飲むのであれば、緑茶がオススメです。
ちなみに、「カテキン」は高温であるほうが溶けだしやすいので、緑茶を飲む場合は温かいものを飲むことをオススメします。
牛乳
次に、牛乳です。
牛乳には、高血圧に対して期待できる2つの成分が入っています。
まず1つ目は「カルシウム」です。
体内でカルシウムの量が不足すると、血中のカルシウム濃度を上げようとして骨のカルシウムが溶け出してしまいます。
溶け出したカルシウムの一部が血管の筋肉に取り込まれてしまうことで、筋肉が収縮し高血圧を引き起こすきっかけになることがあるようです。
なので牛乳を飲み「カルシウム」を補うことで、高血圧の予防ができるというわけです。
2つ目は「ペプチド」
ペプチドは血管を広げ高血圧を予防する作用があり、牛乳のたんぱく質が分解される際にできる物質ですので、牛乳を飲むことで、ペプチドを体内で作り、高血圧予防につなげることができます。
また、牛乳に含まれるカルシウムには、脂肪の燃焼や分解を促進させる効果があるので、特にメタボリックが原因で高血圧になっている人には牛乳をオススメします。
しかし、いくら血圧を下げる効果があるからと飲みすぎはいけません。
牛乳の1日あたりの摂取量の目安は200~400mlですので、適量を考えて飲むようにしましょう。
今回の下げ活ポイントは【意外にも手軽で身近な飲み物がすごかった】です。
今回、調べてみたことで、かなり身近な飲み物が意外にも高血圧の予防に役に立つことがわかりました。
また、飲み物ということで、手軽に摂取できるのも魅力です。
きちんとバランスの取れた食事はもちろん大事ですが、その食事のお供として緑茶や牛乳を飲んで、更なる高血圧の予防や改善に繋げていきましょう。
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